クレイポットチキンライス
洗米した生米と鶏肉をクレイポット(土鍋)で直火にかけて炊き上げたローカル料理です。仕上げにしょう油ベースのたれをかけます。炊きあがったらスプーンで底からよくかき混ぜます。しょう油の焦げた香りと香ばしいおこげが食欲をそそる一品です。
洗米した生米と鶏肉をクレイポット(土鍋)で直火にかけて炊き上げたローカル料理です。仕上げにしょう油ベースのたれをかけます。炊きあがったらスプーンで底からよくかき混ぜます。しょう油の焦げた香りと香ばしいおこげが食欲をそそる一品です。
ココナッツミルクで炊いたご飯に、鶏肉やチリソース、小魚のフライ、ピーナッツ、ゆで卵、キュウリなどのおかずを添えたものです。マレー系の人の代表的な朝食メニューですが、中国系の地元の人にも、朝食によく食べられています。
小さく切った鶏肉、牛肉、羊肉を甘辛の香辛料のきいたタレに漬け込み、串に刺して焼き上げた定番のマレー料理です。日本でいう焼鳥に似ていますが、焼鳥よりサイズは小さめです。甘辛いピーナッツソースをつけて食べるのが一般的で、お酒のつまみにも最適です。
骨付き豚肉、モツ、白菜、しいたけなどの野菜を、漢方薬に用いるスパイス(スターアニス、シナモン、クローブ、コショウ、ニンニクなど)と中国醤油ベースのスープで煮込んだ鍋料理です。漢方薬をたっぷり使っているので、ヘルシーな薬膳料理でもあります。余分な油が抜けて柔らかく煮込まれた豚肉は、お好みの量を入れた唐辛子醤油を付けて食べます。スープにはしっかり味がついているので、ご飯を入れても美味しくいただけます。
鶏を丸ごと茹でて、茹で汁で炊いたご飯の上に茹でた鶏肉のぶつ切りをのせたものがチキンライスです。お店によっては、ご飯と鶏肉が別々のお皿の場合もあります。茹で汁はチキンスープとしてセットで出てきます。鶏肉は茹でた「スチーム」タイプとこんがり焼き色のついた「ロースト」タイプの2種類あります。チリソースをちょっとずつのせて食べるのがマレーシア流です。よくランチとして食べられており、テイクアウトも可能です。
専用のドーナツ型の鍋を使い、鶏がらスープでエビやカニ、魚、すり身、鶏肉、肉団子、豆腐、白菜などの野菜を煮る日本でいう寄せ鍋です。味が薄ければ醤油をちょっと足して食べます。お好みでチリソースを付けても美味しくいただけます。暑いマレーシアですが、暑いからこそ意外に外で食べるスチームボートが人気です。田園というお店では、スープの替わりにおかゆを使った、ちょっと変わったスチームボードが食べられます。
クイティアオとは米粉で作られたきし麺のような平べったい麺で、チャー・クイティアオはその麺を使った少しスパイシーな焼きそば。具は、もやし、ニラ、海老、玉子などで、ブラックビーン・ソースで味付けをします。ペナンのチャー・クイティアオは、貝が入っているなど特徴があり味もおいしいと地元でも評判です。
パリパリに焼いた麺の上に、エビの風味、エビみその旨味がしっかり出ている濃厚なあんがかかっているエビのあんかけ焼きそばです。
マレーシアを代表する麺料理です。種類としては、ココナッツミルクが入ったカレースープの「カレーラクサ」、酸味のある魚介味スープの「アッサムラクサ(ペナンラクサ)」の2種類あります。ラクサはムスリムに禁じられている豚肉が使われていないため、マレーシア全土で食べられる料理となり、ご当地ラクサとも言える地域によって味の違うラクサが出来ました。ニョニャラクサ…ニョニャ料理の定番。カレースープにココナッツミルク
海老やカニ、魚などのすり身に唐辛子や香辛料をきかせ、バナナやココナッツの葉に包み焼き上げた料理です。スパイシーでかまぼこのような食感。代表的なニョニャ料理の1つとして知られています。
代表的なニョニャ料理で、骨付きチキンとじゃがいも甘辛く煮込んだものでご飯との相性も抜群です。ニョニャ風肉じゃがと言える料理ですが、日本の肉じゃがより色も味も濃い感じです。プラナカンの家庭料理の定番です。
香辛料やヨーグルトに漬け込んで下味をつけたチキンをタンドールと呼ばれる壷窯でこんがり焼き上げたものです。北インド料理の定番の1つです。骨付きチキンなので、手で持ってがぶりとかじって食べます。
コンデンスミルクやシロップがかかっているかき氷です。中央を高く盛り付け、周りにフルーツをトッピングします。マンゴーロロはマンゴーをたっぷりトッピングして、さらにマンゴーシロップをたっぷりとかけたスイーツ好きにはたまらない一品です。
チェンドルは、パンダンという植物の葉で色と香りをつけた黄緑色の細長い寒天のようなものです。チェンドルを甘い小豆と一緒にカキ氷にトッピングし、その上にグラ・ムラカ(パームシュガー)やココナッツミルクをかけて食べます。ニョニャ料理の代表的なデザートとしても知られています。パンダンとは、熱帯地方に自生しているタコノキ属の常緑樹で、マレーシアでは家庭の庭先にも生えています。パンダンの葉は料理の香りや色付け
マレー風かき氷。カチャンはマレー語で「豆」という意味です。小豆、ピーナッツ、寒天、コーン、果物などの具の上に氷を盛り付け、練乳、鮮やかな色のシロップ、黒蜜などをかけた甘いかき氷です。このかき氷はカラフルな色が特徴です。ABC(Air Batu Campur)とも言われます。
カメの腹甲、ドブクリョウなどの生薬で作られたゼリー。カメの腹甲の粉末と、生薬(ドブクリョウ、甘草、仙草など)を煎じて抽出した液を器に入れて蒸してゼリー状に固めた薬膳デザートです。そのままでは苦くて漢方の味がします。蜂蜜か黒蜜をたっぷりかけると甘くて食べやすくなります。女性にはうれしい美肌効果があり便秘にも効くとされています。缶詰でも販売されています。
「果物の王様」と呼ばれており、強烈なにおいが特徴のフルーツ。硬いとげで覆われており、包丁で開いて、中の果肉を取って食べます。果肉は甘くねっとりとなめらかな舌触り。強烈な匂いがすることから、ドリアンをよく食べるマレーシアではドリアン持込禁止のマークも一部のホテルには見られます。ドリアンの木は高さ20~30メートルになり、実は大きさ20~30センチ、重さ1~5キログラムになります。ドリアンは熟して食べ頃になると
世界一大きな果物と言われており、果実の大きさは30㎝~60㎝、重さ10㎏~30㎏にもなります。果皮は黄緑色で突起があり、見た目は少しドリアンに似ていますが、ドリアンほど鋭い突起ではありません。皮を剥くと、中には種とそれを包んでいる黄色の果肉が繊維の間にぎっしり詰まっています。果肉は甘く、ドリアンほどではありませんが独特の香りがあります。生食の他、屋台では衣をつけて揚げ菓子にして売られていたり、ジャックフル
マンゴスチンは「果物の女王」と呼ばれており、マレー語ではマンギス。マレーシア原産です。果皮は赤紫で厚く、大きなへたがあります。果肉はライチのような半透明の白色で、4~8個に分かれて集まっており、香りが良くさわやかで上品な甘味があります。マレーシアではジュースやゼリーとしてもよく使用されます。
「ランブー」とはマレー語で「髪の毛」という意味。果皮は紅色で、長さ1.5㎝くらいの赤や緑の柔らかい刺で表面が覆われています。果皮は指で簡単に剥くことができます。中にはライチに似た白っぽい半透明の果肉があります。味も比較的ライチに似ており、ジューシーで程よい甘味と酸味があります。真ん中にある種と果肉が離れにくいのが少し難点です。
マレー語で「バテ」と呼ばれます。果肉が厚く、中に粒々の黒い種がたくさん詰まっています。果皮が黄色く熟したものは、マンゴーに似たオレンジ色の果肉で独特の香りがあり甘くとろけるような食感。マレーシアではまだ熟れていない青いパパイヤをサラダや漬物によく使います。
洋ナシのような形で果皮は赤色、蝋がかかったような光沢があります。果肉は白く少し酸味があるさっぱりした甘さ。シャリシャリとした食感で皮ごと食べることが出来ます。ローズアップル、レンブなどの呼称があります。
コンデンスミルクをたっぷり使った甘い泡立ちマレー風ミルクティー。Tehは「お茶」、Tarikは「引っ張る」という意味です。紅茶の入った容器を利き手で高く持ち上げ、もう片方の手に持った容器に注ぎます。この動作を数回繰り返すことによって、泡が立ち味もまろやかになります。このパフォーマンスは見もので、マレーシアではテタレ選手権があるほどです。日本の紅茶に比べるとかなり甘めです。辛いお料理と一緒に飲むのがおすすめ
マレーシアのイポーで誕生したコーヒーです。最小限のマーガリンと砂糖でコーヒー豆を焙煎するため焦付きが少なく、通常のものより豆の色が白く仕上がるのでこの名前になりました。香りが高く、味はマイルドで濃厚、そして苦味が少ないのが特徴です。家庭用のインスタントタイプのホワイトコーヒーも多く売られているのでお土産にもお勧めです。ホワイトコーヒーを売りにしている「OLD TOWN WHITE COFFE」は地元でも有名です。ホ
下から、黒糖のシロップ、コンデンスミルク、紅茶の三層になった飲み物。黒糖のシロップとコンデンスミルクをよく混ぜて飲みます。お店によって、若干味が違いますが、かなり甘めの飲み物です。クアラルンプールのレストランやカフェでよく見かけます。暑いクアラルンプールでは人気があります。