周ジェティ
19世紀から続く水上集落
マレーシア ペナン ジョージタウン
≪周橋(シュウ・ジェティー)≫
19世紀に作られた水上住宅で、ウェルドキー(埠頭)の埠頭の横に木製の
桟橋が海に突き出る形で7つありました。桟橋ごとに中国から渡ってきた
氏族が住んでおり、林橋、李橋などと呼ばれています。
中でも規模が大きく、お店なども並んでいるのが周橋です。現在も数百人の
周一族が暮らしています。1954年に水道と電気が導入さました。
食料品店もあり、家の中にはエアコンやテレビ、冷蔵庫などもあります。
桟橋の先端まで行くとマラッカ海峡の水平線やペナン大橋も見ることが出来ます。
ホームステイプログラムもあります。
一時は取り壊しの計画もありましたが、ペナンの世界遺産登録をきっかけに
保存されることになりました。
1つは世界遺産指定前に取り壊されましたが、現在では、周橋のほか5氏族の
ジェティーが残っています。
周橋の入り口です。
お土産屋さんもあります。
細い木製の桟橋の両側に家やお店が連なっています。
先の方には船着き場があります。
この家の支柱は、バケツにコンクリートを詰めて積み上げただけのものです。
これで強度が保てるのか不思議に思います。
周橋の一番先にはユニークな形の焼却炉がありました。
そのずっと向こうにペナン大橋が見えています。
これは何の道具でしょうか?
お寺もあります。
桟橋から下を見ると、たくさんのトビハゼや蟹がみられます。
周橋の入り口の所にあるお寺。
お寺の中から大きな木が生えています。
かなりおしゃれな狛犬です。