ランカウイ
langkawi

ランカウイ島は、タイとの国境付近に位置する大小104の島々からなるリゾートアイランド。多くの伝説が残り、「伝説の島」と呼ばれています。リゾートホテルの充実度はマレーシアではナンバーワン。島全体がフリーポートでショッピングも楽しめます。環境保全に力を入れておりエコツアーも楽しめます。

ランカウイ島内には鉄道は走っていません。バス路線網もなく島内の移動はタクシーやレンタカーが中心となります。タクシーをチャーターして島内の主要スポットを廻ってもらうことも可能です。旅行会社のオプショナルツアーを活用するのも有効な手段です。国際免許証があればレンタカーも利用できます。

年間を通じて1日の最高気温30度前後、最低気温25度前後と、まさに常夏の島。服装は1年を通じて夏服で問題ありません。日焼け・熱中症対策は常に必要です。12月~2月が乾季で観光のベストシーズンです。6月~10月頃は降水量が多くなりますが、晴れている時間も多く、観光に大きな支障はありません。

ランカウイ島はマレーシアの中でも治安の良い場所とされています。主な街は、クアタウン、パンタイ・チェナン、パンタイ・ティンガーですが、安心して街歩きを楽しめます。ただし、置き引き・ひったくりなどの犯罪が全くないわけでありませんので、夜間女性だけで街を散策する場合などは注意が必要です。

ビーチと街歩き、両方楽しめるのはパンタイ・チェナン、パンタイ・ティンガー。ビーチ沿いにメインストリートが通っており、多くのレストラン、ショップ、ホテルなどが軒を連ねています。クアタウンはショッピングモールが充実しています。ランカウイのシンボルとなっている巨大なイーグル像があるイーグルスクエアーも近くにあります。その他、人気の観光スポットは、360度の絶景が見られるランカウイ・ケーブル、マスリの墓、7段の滝など。高級リゾートでどこにも行かずのんびり過ごすのも悪くない選択です。

様々な国から多くの観光客が訪れる場所だけあってレストランも充実しています。特にパンタイ・チェナン、パンタイ・ティンガーには、人気のレストランが集中しています。新鮮なシーフードを食べられるお店も多く、その中でもパンタイ・チェナンの「オーキッド・リア」は島一番の人気店です。クアタウンにはチキンライスやバクテーなどのローカルフードを食べられるレストランや海鮮料理の屋台があり、ローカルの雰囲気を味わいた方はこちらがおすすめです。ショッピングモールのフードコートや、パパリッチなどのチェーン店を利用することもできます。ちょっと贅沢をしたい場合は、リゾートホテル内のレストランを利用するといいでしょう。

ランカウイ島は島全体がフリーポートなので多くの免税店があります。しかし、ハワイやグアムにあるような免税店を想像して行くと、ちょっと様子が違います。日本のスーパーマーケットの2階を思わせるような、広いスペースにワゴンがたくさんならんでいて、洋服が山積みになっているような店が多く見られます。国内や隣国のタイの人々が日用品を買いに来るからです。もちろん免税店の基本である、お酒やたばこ、化粧品を扱う店もあります。ランカウイ名物なまこ石鹸はぜひ買って帰りたいところです。カラフルなバティックの布にくるまれ、お土産にも最適です。ナマコクリームやナマコローションも人気です。