マレーシアの基本情報

マレーシアの基本情報

マレーシアの地図
マレーシアの国旗
マレーシアの国旗
マレーシアの国花 ハイビスカス
マレーシアの国花 ハイビスカス
国名マレーシア/Malaysia
位置北緯1度~7度、東経100度~119度
面積330,803平方キロメートル(日本の約90%の面積)
マレー半島とボルネオ島の一部(サバ州、サラワク州)、国土の約60%が熱帯雨林
人口約3,012万人(2014年推定値)
人種と民族マレー系・中国系・インド系、そして多数の部族に分けられる先住民族で構成されている多民族国家
マレー系67%、中国系25%、インド系7%
政治体制立憲君主制(議会制民主主義)
国家元首2011年12月13日より、第14代国王(ケダ州スルタン)アブドゥル・ハリム・ムアザム・シャー国王 Abdul Halim Mu'adzam Shah
1970年に続き2度目の国王就任。
連邦立憲君主制国家であるマレーシアの元首は国王。国王はアゴン(Agong)と呼ばれる。
マレーシアを構成する13州のうち、スルタン(州王)が存在しないペナン・マラッカ・サバ・サラワク州を除いた9州のスルタンの中から選挙で国王が選出される。(任期 5年)
首都クアラルンプール/Kuala Lumpur
宗教国教はイスラム教。信仰の自由が認められている為、他に仏教、ヒンドゥー教、キリスト教、道教、シーク教など。
言語国語、公用語はマレーシア語。
多民族国家のため、中国系住民社会では中国語、インド系住民社会ではタミール語。
準公用語は英語。観光地、都市部では英語もよく通じる。
国旗1963年9月16日に制定された。
赤と白の14本の縞は、マレーシアの13州と連邦特別区を表している。
国旗の左上の月と星はイスラム教のシンボルマーク。
これらをロイヤルカラー(王室の色)、黄色で表している。
国花ハイビスカス。
1960年に初代首相トゥンク・アブドゥル・ラーマンによって国花として制定された。ハイビスカスの5枚の花びらはマレーシアの5つの国是を表す。
①神への信仰 ②国王及び国家への忠誠 ③憲法の遵守 ④法による統治 ⑤良識ある行動と徳性
また、赤い花は勇気を表している。
歴史15世紀から19世紀にかけて、ポルトガル、オランダ、イギリスの植民支配を受ける。
第2次世界大戦中、1942年~1945年にかけて日本軍に占領される。
1948年に英領マラヤ連邦が形成され、1957年に独立。
1963年にシンガポール、サバ、サラワクを加えマレーシアが成立。
1964年にシンガポール分離独立。
建国後は、大きな民族紛争や独裁化もなく工業発展を遂げ、1981年以降、マハティール首相は日本や他のアジア諸国の成功を手本にとする「ルックイースト政策」を打ち出し、高い経済成長を維持し東南アジアにおいて先進的な地位を獲得し今日に至っています。

マレーシアの歴史に関して、詳細はこちら。

旅の基本情報

出入国

ビザ 日本国籍のパスポートを持ち、観光・商用などの目的で90日以内の滞在ならビザ(査証)は免除。
但し、入国時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上残っている事と、帰路(もしくは次の目的地)への航空券を所持している事が条件。
90日を超えて滞在する場合は、マレーシア大使館にビザを申請する。
日本国籍以外の方及び上記以外の目的で滞在される場合は、在日マレーシア大使館査証部に問い合わせを。
在日マレーシア大使館・・・電話03-3476-3849(午後2時~4時のみ/査証部直通)/Malaysia
入国
1.入国審査
入国審査場、"Foreign Passport"(外国籍パスポート)のゲートに並ぶ。
パスポートを入国審査官に提示する。両手人さし指の指紋認証を受ける。
認証が完了すると、パスポートに入国のスタンプが押される。
※マレー半島からボルネオ島(サバ・サラワク両州)へ移動する場合、国内移動であっても、 両州到着時にパスポートチェックがある。
2.荷物の受け取り
便名が表示されたターンテーブルでスーツケースなど荷物をピックアップ。
3.税関
免税範囲なら申告不要。グリーンのレーンを通る。
申告するものがある場合は税関申告書の記入を。
※2012年6月1日より出入国カードは廃止になった。
出国
1.チェックイン(搭乗手続き)
チェックインカウンターで、パスポート・航空券を提示し搭乗券を受け取る。
機内持ち込み以外の荷物を預ける。
2.出国審査
入国審査官にパスポート、搭乗券を提示する。パスポートに出国のスタンプを貰う。
※マレーシア国内線を乗り継いで日本へ帰国する場合、出国審査はクアラルンプール国際空港で行われる。
3.手荷物検査
機内持ち込み手荷物のX線検査、ボディチェック。
液体類の持込は制限されているので注意。
税関 【酒類】1本(約1ℓ程度)
【タバコ】紙巻きタバコ200本(またはタバコ225g)
【所持金の申告】RM1,000以上のマレーシア通貨を所持している場合、又は外貨(米ドルを含む)US$10,000(約100万円)相当以上の持込の場合は申告が必要。(それ以上持ち込んでも税金はかからない)
ポルノ雑誌・ビデオなどわいせつ物の所持、持ち込みは厳禁で旅行者でも厳罰が処せられる。
とくに麻薬等違法薬物の持ち込みは、旅行者でも死刑を含む極刑となる。
予防接種 日本からマレーシア入国に際して必要とされる予防接種はない。
予防接種証明書は、汚染地区を通過してこない限り提示を求められることはない。
コレラや黄熱病の汚染指定地域(アフリカなど)からマレーシアへ入国する場合は、予防注射及び予防接種国際証明書が必要。
妊娠中の方 2012年9月10日より、妊婦の入国に関しては航空会社の規定に従うことになった。
週数(出産予定日)によって、同意書や診断書の提出が必要になることがある。
規定は各航空会社によって異なるので、搭乗予定の航空会社へ確認が必要。

時差

GMT+8
日本とマレーシアの間には1時間の時差がある。
日本のほうが1時間早い。(日本の正午はマレーシア午前11時)
サマータイムはない。

通貨

通貨単位:マレーシア・リンギット(RM) と マレーシア・セント(¢)
2014年8月8日現在 1RM=約31.65円
1RM=100¢
通貨の種類
紙幣 5種類 RM100・50・10・5・1
硬貨 5種類 ¢50・20・10・5・1
※マレーシア国内では、日本円、USドル・シンガポールドル等は利用できない。

両替

マレーシア国内の空港、市内の銀行、ホテル、公認両替商などで両替が可能。
両替所では各国のレートが電光掲示板で表示されている。
日本円をリンギットに両替する場合、日本の国旗やJapanの欄の「We Buy」「Buying」の欄を見る。「We Buy」の数字が大きいほど、両替のレートが良い。
両替レートが良いのは、街中の両替所、街中の銀行、空港内の銀行、ホテルの順番。
銀行の営業時間は15~16時まで。両替所は19~20時くらいまで開いている。
ホテルは手数料が高い。
日本国内では、一部の銀行でマレーシア・リンギットに両替できるがレートはよくない。
マレーシアで両替した方がレートが良い。
地方空港(ペナン、ランカウイ、コタキナバル、クチン空港等)は深夜到着すると、両替所が閉まっている可能性があるので、クアラルンプールで乗り継ぐ際に両替を済ませておいた方がよい。

クレジットカード

観光客が利用するようなホテル、ショッピングセンターなどの施設では、ほぼクレジットカードの利用が可能。
屋台や露店では使えない。
ホテルのチェックインの際にデポジットとしてクレジットカードの提示を求められることがあるので、持っていると便利。(ホテルクーポンやパッケージツアーでホテル代金が支払済みでも個人費用の為のデポジットとして提示を求められる事がある。)
スキミングをする店も稀にあるので、クレジットカードで支払った場合は、サイン時に金額の確認をし、利用控えは必ず保管し、帰国後に請求明細と照合すること。
カードを紛失した場合は、速やかにカード会社へ連絡を。

消費税

現在、内税のため消費税(外税)はない。
(2015年4月から日本の消費税に相当する「物品サービス税」6%が加算される。)

レストラン、バーなどの飲食店、ホテルなどではサービス税6%がかかる。
またホテルや高級レストランではこの6%のサービス税に加え、別途サービス料10%が加算される場合が多い。
レストラン等のメニューに「++(プラス・プラス)」とあれば支払い時に、別途16%の税金を払うことになる。
「net」とついていれば、日本で言う(税サ込)の税込みの表示価格。
ラブアン島やランカウイ島は免税。

チップ

マレーシアでは基本的にチップの習慣はない。
原則チップは不要だが、良いサービスを受けた時にはR2~3チップを渡すと喜ばれる。

飲み水

水道水はそのままでは飲み水には利用できない。沸騰させて冷ませば飲み水にできるが、旅行者や胃腸が弱い方には市販のペットボトル入りミネラルウォーターがお勧め。ホテルの部屋には無料のペットボトルが用意されている場合があるが、部屋に置いてあるポットに入った無料の水は水道水を使用している場合がほとんどなので注意。ミネラルウォーターはコンビニやスーパーで購入可能。日本に比べて価格は安い。

喫煙

イスラム教では、喫煙も禁止されている。
クアラルンプール国際空港は指定の喫煙室以外は全面禁煙。
レストランやカフェなど飲食店内も禁煙。
ホテルのロビーも全面禁煙になっている場合がある。
違反すると罰せられるので、タバコを吸う人は注意。

お酒

マレーシアではイスラム教徒の飲酒は禁止されているが、観光客には飲酒の制限はない。
中華系のレストランや屋台、バーなどではお酒を飲む事ができる。コンビニやスーパーなどでもお酒は購入可能。
ただし、マレー系のレストランや屋台ではアルコール類の取り扱いはない。
またマレーシアではお酒にかかる税金が高い。
ランカウイ島、ラブアン島、ティオマン島は免税の島で酒税がかからない為、安くお酒が手に入る。

電圧・電気

マレーシアの電圧は240V、周波数は50Hz。プラグは3つ又のBF(ブリティッシュ・フラット)タイプが多い。
(日本の電圧は100V、周波数は東日本50Hz、西日本60Hz。プラグはA(アメリカン)タイプ。)
日本の家電製品をマレーシアで使用する場合は変圧器と変換プラグが必要。
精密機器等で変圧器を使用する場合は精度の高いものを選んだ方が良い。
最近の日本のパソコン、デジタルカメラ、携帯電話の充電器のほとんどは100V~240Vに対応しているので、変換プラグのみで使用可能。
ドライヤーやシェーバーなど日本から持ち込んだ家電製品はコンセントの形状が合っていても、必ず対応電圧(100V~240V)を確認してから使用すること。
変圧器の容量によっては、ドライヤー等の消費電力の大きい家電製品には使えないので注意。

電話のかけ方

日本からマレーシアへのかけ方
(相手先電話番号 クアラルンプール:03-1234-5678とする)
固定電話の場合
①マイライン、マイラインプラスに登録している場合
国際電話識別番号(010)⇒ マレーシアの国番号(60)⇒ 「0」を取った市外局番(3)⇒ 相手先の電話番号(1234-5678) →010-60-3-1234-5678

②マイライン、マイランプラスに登録していない場合
最初に国際電話会社の番号が必要。
国際電話会社の番号⇒ 国際識別番号(010) ⇒ マレーシアの国番号(60)⇒ 「0」を取った市外局番(3)⇒ 相手先の電話番号(1234-5678)
001(KDDI)→001-010-60-3-1234-5678
0033(NTTコミュニケーションズ)→0033-010-60-1234-5678
0061(ソフトバンクテレコム)→0061-010-60-3-1234-5678
マレーシアから日本へのかけ方
(相手先電話番号 日本:06-1234-5678とする)
国際電話識別番号(00)⇒日本の国番号(81)⇒「0」を取った市外局番(6)⇒相手先の電話番号(1234-5678)
※携帯電話にかける場合も、「090」「080」の「0」を取る
00-81-6-1234-5678
公衆電話 日本とほぼ同じ要領で硬貨/テレフォンカードでの利用が可能。テレフォンカードはコンビニ等で購入できる。
電話会社ごとにテレフォンカードの種類が異なるので注意が必要。
携帯電話 多くの人がプリペイド式の携帯電話を持っている。旅行客でもプリペイド式は購入可能。
システムは日本とは異なり、番号と携帯電話機は別売りなので好きなメーカー/機種と番号を選ぶ。
プリペイド式電話番号には有効期限があり、一定期間利用がないと、残額があっても利用不可となる。
※旅行客向け携帯電話のレンタルサービスはない。

ネット事情

カフェやレストランではフリーWi‐Fiを利用できるところがある。
ほとんどのホテルでインターネット接続が可能だが、ロビーや公共エリアのみ無料で客室は有料の場合もある。
携帯電話のローミングサービスを使用する場合、都市部でも地域によってはつながりにくい地域もある。

トイレ事情

マレーシアでは用を足した後は水洗いする(清める)習慣がある。
トイレの横についているシャワー(水道ホース)やバケツに入った水を手桶で汲んで洗浄する。
その際は必ず左手を使うので、イスラム教で左手は不浄の手とされており、握手や食事には決して使わない。
ホテルやショッピングセンターではトイレットペーパーは備え付けられているが、観光客向けではない場所のトイレにはトイレットペーパーがない場合がほとんどなので、ポケットティッシュは必需品。
便座が濡れていたり、周囲も水で流す(清める)のでトイレの床も水浸しになっているので注意。
トイレットペーパーがないトイレでは、ティッシュを流してしまうと詰まってしまう可能性があるので、使用後は備え付けのゴミ箱へ捨てるようにする。ショッピングセンターなどのトイレは有料の場合もある。

気を付けたいマナー

イスラムでは左手が不浄の手とされている。物を渡す場合や、食事のときは意識して右手を使うこと。
頭は神聖な場所とされているので、むやみに子供の頭をなでてはいけない。左手でなでるのはもってのほか。
人差し指を相手に向けることは失礼な行為とされている。示したい時は右手を握って親指を伸ばしてポイントを示す。
初対面の異性には握手を求めない。
モスクを訪れる際は、肌の露出の多い服装は避けた方がよい。

トラブル対策

治安 マレーシアは概ね治安が良いと言われていますが、都市部では治安の悪い場所もあり注意が必要です。首都クアラルンプールでは、チョウキット周辺などで凶悪犯罪も起きており、夜間は近寄らないほうが無難です。また、ブキビンタンやKLCCでも、ひったくりが多く特に女性の一人歩きが狙われるケースが多いようです。マレーシアでもっとも治安が悪いと言われるジョホールバルですが、最近は改善がみられるようです。しかし、置き引きやひったくりなどは依然多く、注意が必要です。

ペナン、ランカウイ、コタキナバルなどのリゾート地は比較的治安が良いとされています。しかし、犯罪が0というわけではありませんので最低限の注意は怠らないようにしましょう。ペナンのコムタ周辺は、治安が悪いと言われていますで注意してください。

犯罪の種類としては、置き引き・引ったくりの他、カード賭博詐欺、偽警察官詐欺が頻発しています。「日本に知り合いがいる」などといって親しげに近寄ってくる人や、麻薬の所持検査などの理由で所持品の検査を要求してくる偽警察官に注意しましょう。銃や刃物を使った犯罪に会ってしまった場合は、命を守ることを最優先に考えてください。

サバ州東部のシパタン島などを含む島々やサンダカンなどに渡航延期勧告が出ています。フィリピンやインドネシアのイスラム過激派が活動しており、外国人を拉致し身代金を要求する事件も起きています。
在マレーシア日本大使館 過去の犯罪・トラブル情報

外務省海外安全ホームページ
緊急時の連絡先
警察・救急車・消防の緊急電話は999です。
日本大使館(クアラルンプール)
電話:03-2177-2751
月~金 8:30-12:00 / 14:00-16:00
在ペナン日本国領事館
電話:04-226-3030
月~金 8:30-12:00 / 14:00-16:00
在コタキナバル領事事務所
電話:088-254169
月~金 8:30-12:00 / 13:30-16:00
在ジョホールバル出張駐在官事務所
電話:07-221-7621
月~金 8:30-12:00 / 13:30-16:00

※いずれも、週末の他に休館日があります。年によって変わりますので、在マレーシア日本大使館のホームページでご確認ください。
病気 大きく2つの事に気を付けましょう。
まず、生ものや長く作り置きされているようなものを口にしないこと。食中毒をはじめ、チフスや赤痢などを予防できます。
次に、できるだけ蚊にさされないこと。全身の筋肉の痛みと高熱に苦しむデング熱はマレーシアでは身近な伝染病です。蚊の多い場所では、長袖・長ズボンを着用し虫よけを携帯しましょう。
その他、詳細な情報が外務省のホームページに公開されています。
日本語が通じる病院の情報などもあります。

気候・服装

マレーシアの気候

マレーシアは赤道に近く、熱帯雨林気候に属しており一年を通じて常夏の気候。高温多湿で降水量も多い。
年間の日中平均気温は27~33℃、降水量は年間降雨量2500mm前後、月平均200mm、湿度は年平均80%。
季節は雨季と乾季に分かれるが、年間を通してスコールと呼ばれる強いにわか雨が降る。雨の後は気温が下がり、過ごしやすい。雨季でも日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことはない。
気候はモンスーンの影響で、地域によって雨季と乾季が異なる。

マレー半島 西海岸
(クアラルンプール、
ペナン島、ランカウイ島など)
5月~9月が南西モンスーンの影響を受け比較的雨の多い時期。
はっきり雨季と言うほどでもなく旅行にはほとんど影響はない。
マレー半島 東海岸
(コタバル・クアラトレンガヌ、
レダン島、ティオマン島など)
11月~3月が北東モンスーンの影響を受け雨季。時折激しい雨がする。
この時期、東海岸のリゾートの島々(レダン島やティオマン島など)のホテルやフェリーはほとんどクローズしているので注意。
マレー半島 中央部
(キャメロンハイランド、ゲンティンハイランド、
フレーザーズヒルなど)
赤道近くとは思えない一年を通して常春の気候。年平均気温は20℃前後。
標高が高いので朝晩は冷え込む。11月~3月にかけてやや雨が多い。
マレーシア/ボルネオ島
(サバ州、サラワク州)
11月~3月がモンスーンの影響で雨季。時折激しい雨が降り、降水量が増える。
サバ州はキナバル山の気流の関係で雨の影響はやや少ない。
キナバル山の気候は下界とは違うので、登山をする人は確認が必要。
雨季のサラワク州は激しいスコールが降り、雨量がかなり多くなるので旅行をする人は注意をすること。

年間平均気温・降水量(2012年) マレーシア政府観光局提供

  1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
クアラルンプール 最高気温 333433343434333333333232
最低気温 252525262626252525252525
湿度(%) 777979797769747475808484
降雨量(mm) 2323642632253132316492141459684455
ペナン島 最高気温 323231323232313231313132
最低気温 252525252526252525252525
湿度(%) 768182838381817780818078
降雨量(mm) 212503091672414514120337719425295
コタバル 最高気温 293031323332323232303029
最低気温 242424242524242424242424
湿度(%) 848182828079807981848688
降雨量(mm) 31421240162172701611921712801661,190
キャメロンハイランド 最高気温 222323232323232322222322
最低気温 151515161616151616151616
湿度(%) 898789919390919293929292
降雨量(mm) 21416932132424230278273166224411211
コタキナバル 最高気温 323233333333323332323232
最低気温 242424242524242424242424
湿度(%) 818380828177827882828683
降雨量(mm) 87674121917222148768331307418128
クチン 最高気温 313132333434333233323232
最低気温 232323242424242424232424
湿度(%) 878786858380848381868585
降雨量(mm) 822299412244237100219319193374276342

服装

マレーシアでの服装は、基本的に日本の夏服でよい。
熱帯雨林気候で一年を通して気温と湿度が高いので、通気性の良いカジュアルな服装がお勧め。
靴も通気性の良いサンダル等がお勧め。スコールで足元が濡れても乾きやすい。

早朝や夜間、スコールの後には冷え込むことがある。また、ホテル、レストラン、ショッピングセンター、等では冷房がよく効いているので、長袖シャツ、薄手のカーディガンやストールなど羽織るものを常に持っていた方が良い。特に長距離バス、長距離電車、映画館では極端に冷房が効いていることがあるので注意。

赤道に近いため、日中の日差しは日本に比べるとかなり強い。街歩きには、帽子、サングラス、日傘、日焼け止めは必需品。
特に肌の弱い人は都市部でも日焼け止めを塗るなど日焼けには注意が必要。急なスコール用に傘などの雨具も持っていた方が良い。熱中症、脱水症状を防ぐためにも、こまめに水分補給を心がけること。

マレーシアはイスラム教国だが、旅行者に対して服装の制限はない。
但し、宗教色がかなり強いマレー半島東海岸北部(コタバル)方面では、極端に露出した服装は避けること。
また、モスクなど宗教施設では肌の露出は禁じられている。見学する際は短パン、タンクトップ、ミニスカートなどの露出の多い服装は避ける必要がある。レストランによっては、ドレスコードを定めている場合があるので確認をした方がよい。

高原リゾートは沿岸部と比べると気温がかなり低い。日中は半袖でも問題ないが、朝夕は冷え込み寒さを感じるくらいなので長袖の準備を。雨量の多い時期はジャケットやセーターが必要なこともある。 ジャングルトレッキングやキナバル山登山に参加する場合は、長ズボン、歩きやすい靴などを目的にあった準備を整える。

露出が多い服装の場合は、虫よけスプレーなどで虫(蚊)に刺されないように注意すること。