ペラ・ダルル・リズアン博物館
ペラ州の歴史や自然がわかる博物館
マレーシア イポー
≪ペラ・ダルル・リズアン博物館≫
博物館の建物は、1926年に錫で財をなした Foo Choong Kit の邸宅として
建てられたものです。コロニアル調の格調高い建造物です。
1950年にペラ州政府に売却され、1992年に博物館となりました。
第二次世界大戦中に使用された防空壕も残されています。
2012年6月30日、ペラ州のレンゴン・バレーが世界文化遺産に登録されました。
レンゴン・バレーは1991年にマレーシア最古の人骨「ペラ・マン」が
発見された場所です。
レンゴン・バレーの世界文化遺産登録にあわせて、ペラ・ダルル・リズアン博物館も
改装され、考古学の展示スペースが増えました。
原人の骨などの展示のほか、イポーの産業や歴史に関する展示、日本占領時代の
写真や軍票、熱帯雨林のジオラマや昆虫の標本などが展示されています。
館内は撮影禁止です。
館外には、錫鉱山で使われた軽便鉄道、トロッコ、装甲車などの軍事車両が
展示されています。