19世紀後半から20世紀前半の美しい建造物の宝庫
マレーシア イポー
≪オールドタウンの歴史的建造物群≫
イポーの街は中心を南北に流れるキンタ川で東西に二分されています。
西側が旧市街(オールドタウン)で東側が新市街です。
オールドタウンには、イポー駅をはじめ英国統治時代のコロニアル建築物が
数多く残っています。また、イポーには華人が多いため福建様式のアーケードの
ある建物も多く見られます。
これらの建造物はイポー駅から徒歩20分程度の範囲内にあり、
ゆっくりと見て廻っても1時間半から2時間程度です。
イポーの歴史を感じながら散策してみましょう。
イポー鉄道駅(1917年完成・ネオクラシカル様式)
イポーのタージマハルと呼ばれています。
クアラルンプール駅と同じくA.B.ハボックの設計によるものです。 イポー駅の詳細はこちら
タウンホールと旧郵便局(1916年完成・ネオクラシカル様式)
タウンホールと郵便局が背中合わせに建っています。
こちらも、イポー駅と同じA.B.ハボックの設計による建築です。
バーチ記念時計台(1909年建築)
英国の駐在官で1875年に暗殺されたバーチの追悼碑として建てられた。 バーチ記念時計台の詳細はこちら
海峡貿易会社(1907年建・イタリアルネッサンス様式)
ピーク時にはペラ州で扱う錫の半分を扱った会社。
ペラ水力発電会社(1926年設立)
錫鉱山と浚渫(しゅんせつ)用の電力供給を担った会社。
インドマーカンタイル銀行(1931建・アールデコ様式)
現在は銀行ではないが、「Mercantile Bank of India」と「1931」という文字が残っている。
チュン・タイピンビル(1907年建築)
薬局や調剤所などに使われたビル。華僑の頭目チュン・タイピンによって建てられた。
香港上海銀行(1931年・ネオルネッサンス様式)
独立前はイポーで最も建物だった。銀行の顧客などに好印象を与えるために豪華な造りとなった。
F.M.S.バー&レストラン(1906年開業)
海南島から移民した創業者によって開業。F.M.S.(マラヤ連邦)で一番古いレストランと言われている。
イポーのタージマハルと呼ばれる宮殿のような駅舎 マレーシア イポー ≪イポー駅≫ 1893年に開業したマレー鉄道の駅。イポーのシンボル的存在です。 マレー鉄道一美しいと言われている、ネオクラシカル様式の宮殿を 思わせるような白亜の駅舎は、イポーのタージマハルとも称されています。 現在の建物は、1917年に建設されたものです。 設計、建築はクアラ
ビクトリア調の彫刻が施された美しい時計台 マレーシア イポー ≪バーチ記念時計台≫ 1909年に建てられた英国初代駐在官J.W.W.バーチの追悼碑。 ビクトリア調の彫刻が施された時計台で、ペラ州立モスク前にあります。 植民地から国を解放しようというナショナリズムの嵐の中で、 バーチは1875年11月2日にパシ・サラックで現地人によって暗殺されました。 水