青雲亭(チェン・フン・テン寺院)
マレーシア最古の中国寺院
マレーシア マラッカ
≪青雲亭≫
1645年代建立のマレーシア最古の中国寺院と言われている青雲亭(チェン・フン・テン寺院)。
明の武将で海軍提督、鄭和の功績を讃えて建立された。
鄭和は雲南出身のイスラム教徒で永楽帝に宦官として仕えた。
永楽帝の絶大な信頼を得て、1405年から7回にわたり、大艦隊を率いて南海遠征を行った。
8000トンクラスの大船62隻、乗組員2万7800名余りの大船団だった。
この遠征の目的は、朝貢貿易の促進であり、大船団を目の当たりにした国々は、朝貢貿易を受け入れるしかなかった。
遠征は、東南アジア、インド洋、ペルシア湾、最終的にはアフリカ東岸にまで及んだ。
青雲亭の建物は中国南部の建築様式で風水の原則に従って配置されている。
屋根には陶器で出来た繊細で美しい装飾が施されている。
本堂内部は漆塗りで調度品も含め絢爛豪華。建材はすべて中国から運ばれたもの。
本尊は観音菩薩で、航海・漁業の守り神「媽祖」も祀られている。
また、本堂の右奥、他の神様の下にひっそりと地蔵のような珍しいトラの神様が祀られている。
中国文化ではトラは尊い存在「野獣の王」として敬われている。
悪事を取り去ってくれる(食べてくれる)、事故を未然に防いでくれる、泣く赤ちゃんをなだめてくれる、仕事の成功の手助けなどの
ご利益があると信じられているらしい。
参拝者や見学に訪れる観光客が絶えることなく、いつも賑わっている。
マレーシア マラッカ
≪青雲亭≫
1645年代建立のマレーシア最古の中国寺院と言われている青雲亭(チェン・フン・テン寺院)。
明の武将で海軍提督、鄭和の功績を讃えて建立された。
鄭和は雲南出身のイスラム教徒で永楽帝に宦官として仕えた。
永楽帝の絶大な信頼を得て、1405年から7回にわたり、大艦隊を率いて南海遠征を行った。
8000トンクラスの大船62隻、乗組員2万7800名余りの大船団だった。
この遠征の目的は、朝貢貿易の促進であり、大船団を目の当たりにした国々は、朝貢貿易を受け入れるしかなかった。
遠征は、東南アジア、インド洋、ペルシア湾、最終的にはアフリカ東岸にまで及んだ。
青雲亭の建物は中国南部の建築様式で風水の原則に従って配置されている。
屋根には陶器で出来た繊細で美しい装飾が施されている。
本堂内部は漆塗りで調度品も含め絢爛豪華。建材はすべて中国から運ばれたもの。
本尊は観音菩薩で、航海・漁業の守り神「媽祖」も祀られている。
また、本堂の右奥、他の神様の下にひっそりと地蔵のような珍しいトラの神様が祀られている。
中国文化ではトラは尊い存在「野獣の王」として敬われている。
悪事を取り去ってくれる(食べてくれる)、事故を未然に防いでくれる、泣く赤ちゃんをなだめてくれる、仕事の成功の手助けなどの
ご利益があると信じられているらしい。
参拝者や見学に訪れる観光客が絶えることなく、いつも賑わっている。