バコ国立公園

野生生物・植物・鳥類の宝庫　奇岩が織りなす絶景
マレーシア　クチン
≪バコ国立公園≫

クチンの北37キロに位置し、面積は2,727ha、南シナ海に面したサラワク州で
最初に指定された国立公園です。
陸路ではアクセスできない場所にあり、バコカンポンからボートで上陸します。
マングローブ林、泥炭湿地林、混交フタバガキ林など7つの異なった植生の中に
育まれた多様な動植物がこの国立公園の魅力です。

なお「バコ」とはマレー語で「マングローブ」を意味します。
その名の通り、海岸沿いにはマングローブが生い茂っています。
テングザル、カニクイザル、シルバーリーフモンキー、ヒゲイノシシといった野生動
物が見られるほか、夜はジェッティのあたりでホタルを見ることができます。
海辺では色鮮やかなシオマネキやトビハゼなど珍しい生物を観察することができ
ます。その他、鳥類は150種以上生息しています。植物では7種類のウツボカズラ、
アリと共生するアリ植物などボルネオに存在するほとんどの種類の植物を見ること
ができます。

公園内に一軒レストランがあり、ビュッフェ形式で1回一皿ごとに、RM10支払いま
す。（多い場合はRM15～20）。
食事はレストラン内の席で食べることをおすすめします。外の席ですとカニクイザル
に襲われる可能性があります。
またトレッキング中にもサルが襲ってくることがありますので、食べ物を手に持って
歩くのは避けてください。

トレッキングコースは全部で16コース。宿泊施設もあります。
公園の沖には、長年の浸食で出来たシースタックと呼ばれる奇岩の数々を見ること
ができます。公園のシンボル的存在です。



引き潮の時は、桟橋に船がつけられません。
写真のように陸地に直接船をつけられる場合はまだいいのですが、
もっと引き潮になると、ビーチから海の中を歩いて上陸することになります。



ここが国立公園であることを示す看板です。



公園内には宿泊施設もあります。



ボードウォークが整備されており、公園内を散策できます。



公園内唯一のレストランです。



ビュッフェ形式で一皿RM10です。



レストランの横には帰りのボートを手配してくれるボートカウンターがあります。



テングザルに遭遇！



ボードウォークは海岸沿いまで続いています。



ヒゲ猪です。ほんとに髭が生えています。



干潟をよく見てみると・・・。



色鮮やかなシオマネキがたくさんいます。それにしても片手がものすごく大きい。



ここから本格的なトレッキングコースに入ります。



シースタックと呼ばれる奇岩です。左側の岩はカエルにそっくりです。



巨岩の上に人が見えます。トレッキングコースを歩くと岩の上に出ます。