「トラベルガイド・マレーシア」オープンのごあいさつ
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2013年3月まで20数年間にわたって旅行会社に勤務してまいりましが、 ある仕事がきっかけでマレーシアとのかかわりが深くなりました。 様々な宗教を信じる人々が集まりながら仲良く平和に暮らす社会、 おいしい食べ物、常夏の気候、そして首都クアラルンプールを始め、 世界遺産のマラッカ・ジョージタウン、数々の美しいビーチ、ボルネオのジャングルなど 多彩な観光要素を持つマレーシアの魅力に大きな可能性を感じました。
既に観光立国として、年間約2,500万人の観光客を受け入れているマレーシアですが、 日本からの観光客となると年間約47万人です(いずれも2012年)。 他の国の日本人渡航者数を見ると、韓国が約350万人、台湾が約143万人、 香港が125万人、タイが137万人、シンガポールが65万人 (シンガポールのみ2011年、それ以外は2012年)です。 こうして見るとマレーシアへの日本人の渡航者数は、 観光地としてのその実力からするとかなり少ないように思われます。 2012年4月、日本旅行業協会とマレーシア政府観光局は2015年までに 日本からマレーシアへの渡航者数を100万人まで増やすべく、 「マレーシア100万人プロジェクト」を発表しました。
また、2010年12月、週3便で羽田-クアラルンプール間に就航したエアアジアXは、 その後同路線をデイリーとし、関空にも就航しました。 さらに路線を拡大する模様で、マレーシアへの渡航者数を増やすうえで 大きなプラス材料となっています。
このような状況の中、マレーシアの観光情報を伝える日本人向けの情報サイトが、 マレーシア政府観光局のサイトを除くと、ほとんどないことに気づきました。 先にあげた日本人渡航者数の多い国に関しては、多くの日本人向け旅行情報サイトが存在します。 そこで、私はマレーシアに関する有益な情報を提供し、 またその魅力を伝えることによって、ひとりでも多くの人々がマレーシアに旅行し、 そのすばらしさを知ってもらうきっかけとなるような旅行情報サイトを作りたいと考え、 トラベルガイド株式会社を設立しました。
そして、1980年の設立以来、東南アジアの旅行手配を手掛ける SMIトラベル社の全面協力をいただき、2013年11月1日(金) マレーシア旅行情報サイト「トラベルガイド・マレーシア」をオープンいたしました。 クアラルンプール・ペナン2都市のみ構成で、情報量もまだまだ十分ではありませんが、 今後、継続的に情報量を増やしてまいります。 2014年には、コタキナバル・ランカウイ・イポー・マラッカのページを追加する予定です。 また、日本企業の駐在員の方々やロングステイヤーの皆様に向けての情報発信も 今後手掛けてまいりたいと考えております。 よちよち歩きで、やっと立ち上がったばかりの未熟なサイトですが、 マレーシアに興味を持っておられる皆様のお役に少しでも立てるよう 鋭意努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
トラベルガイド株式会社 代表取締役社長 阿部吾郎 |