ロウソク?って、それはキャンドル!
(すみません、私関西人です。)
これが、チェンドルです。
もしかして、「なんや、このみどりの気持ち悪いの!」って、思いましたか?
このみどりのやつは、パンダンという植物で着色されたゼリーです。
合成着色料ではありませんので安心です。
このゼリー自体は、ほとんんど味はしません。
つるっとした食感を楽しみます。
チェンドルは、かき氷にココナッツミルクとグラムラカ(ヤシの木から採った黒砂糖)をかけ、
みどり色のゼリーと、小豆を甘く煮たものをトッピングした冷たいデザートです。
マレーシアなら、ほとんどどこでも食べられます。
このチェンドルは、ゼリーの量が多く、グラムラカは少な目ですね。
ペナン島の「潮州チェンドル」という人気店のものです。
こんな感じで、屋台で営業しています。
このチェンドルは、グラムラカがたくさんかかっています。
先ほどのペナンのものとは、ちょっと様子が違います。
グラムラカは、マラッカの名産品です。
これは、マラッカの「フォン・ヨン・アイス・カフェ」のチェンドルです。
マラッカのメインストリート、ジョンカーストリートにあります。
これは、やたらと小豆が多いチェンドルです。
ここまで多いと、ほとんどあんこです。
これは、クアラルンプールのブキビンタン通りにある大型ショッピングセンター「パビリオン」の
地下にあるフードコート「フードリパブリック」のチェンドルです。
チェンドルは、どこで食べても、入っているものは基本的に決まっているのですが、
このように、どの食材に重点が置かれているかが、微妙に違います。
チェンドルは、暑いマレーシアにぴったりのスイーツです。
マレーシアに行く機会があれば、是非いろいろと食べ比べてみてください。