「ロングステイ調査統計2015」メディア発表会を取材しました。
経済産業省の認可団体である、一般財団法人ロングステイ財団では、
ロングステイに関する、調査・研究を行い、年に一度調査統計を発表している。
ちなみに、「ロングステイ」の定義は、以下のようになっている。
生活の源泉を日本に置きながら海外の1ヶ所に比較的長く滞在し(2週間以上)、
その国の文化や生活に触れ、現地社会での貢献を通じて国際親善に寄与する
海外滞在型余暇を総称したものである。
(ロングステイ財団ホームページより)
まずは、ロングステイ希望国のランキングにおいて、
マレーシアが9年連続でTOPになったことをお知らせいたします。
*メディア発表会資料より
ロングステイ財団 弓野克彦理事長の開会挨拶。
近年、海外でのロングステイから国内でのロングステイに回帰する傾向があるとのことです。
特別ゲストの、国土交通省観光庁国際観光課外客誘致室課長補佐の半田雅則氏。
外国人の日本国内長期滞在が増加しており、日本の地方をアピールすることにより、
さらなるロングステイ拡大を目指すと述べられました。
ロングステイ財団事業部長 常岡武氏。
今回発表された統計に関する様々な報告がなされました。
最近のロングステイの傾向として、例えば日本が夏の期間だけ海外の避暑地で過ごす、
花粉症を避けて5月ごろまで海外で過ごす、といった日本と海外の二地域居住型の
ロングステイが増えているそうです。
ロングステイ希望先の海外の順位は、前掲の資料の通りですが、
日本国内のロングステイ希望地のベスト3は、
1位沖縄、2位北海道、3位京都府です。