11月21日（金）、エアアジアＸの成田-クアラルンプール線が就航しました。
この初便を利用した、1泊3日の研修ツアーが、エアアジアＸ、シャングリラホテル、
現地オペレーターのSMIトラベルの3社の協力により実現し、
旅行会社や女性向けファッション雑誌、ネット系メディアの皆さんが参加し、
総勢17名のツアーとなりました。

これをきっかけに、エアアジアＸを利用したパッケージツアーなどの旅行商品が増え、
また、様々なメディアでマレーシアが紹介される予定です。
これらの動きは、今度トラベルガイド・マレーシアでもご紹介していきます。

さて、今回の研修ツアーの様子を３回に分けてご紹介してまいります。

本日は、エアアジアＸの搭乗レポートをお届けします。 

成田発クアラルンプール行きのエアアジアＸは、成田空港第旅客２ターミナルから、
朝１０時に出発します。
チェックインは３時間前の７時からＮカウンターで始まります。
Nカウンターは、他のカウンターとちょっと違う場所にあるのでご注意ください。
上の図ですと、右下のところです。


実は、Ｎカウンターには入口が２つあります。
９時１５分にエアアジアの、成田-バンコク便が出発しますので、
それぞれ入口が別になっています。
空港出口に向かって左側にある、ちょっと目立ちにくい方の入口がクアラルンプール線の
入口ですのでご注意ください。
（カウンターの入口は変更になる場合もありますが、上の写真にある
「Kuala Lumpur ONLY」の看板があるところがクアラルンプール便の入口です。）

 こちらがチェックインカウンターです。

チェックインが終わったら、セキュリティー、出国審査を済ませて８８番ゲートへ。
かなり遠いので、時間に余裕を持って行かれることをお勧めします。

 出発の１時間前にゲートに到着。
既に、飛行機は到着していました。

 既に就航している羽田線と同じく、A330-300という機材を使用しています。
皆さんご存知の通り、エアアジアxはLCC（ローコストキャリア）です。
このため、できるだけたくさんの乗客を乗せることにより価格を下げられるよう、
通常2-4-2の座席配列のところ、3-3-3の配列となっています。
横に8席並ぶところを、9席並べてあるわけですから、当然座席の幅が
通常の航空会社より、狭くなっています。
しかし、席だけではなく通路も狭くなっており、その分座席幅の縮小は最小限に
抑えられており、それほど狭さを感じません。

 こちらはビジネスクラス。　1便に12席あります。
エコノミークラスの料金に、数万円のプラスで乗れますので、
通常の航空会社に比べかなりリーズナブルです。
フルフラットでぐっすり眠られますよ。

 機内食は有料です。
機内で買うこともできますし、あらかじめ予約しておくことも可能です。
写真は、人気のナシレマです。
袋に入ったナッツと小魚はおつまみではありません。
ナシレマの上にふりかけていただきます。
値段は499円（RM19）です。
他にもチキンライスやサテーなど様々なメニューがあります。

 

今年の5月にオープンしたばかりの、クアラルンプールのLCC専用空港、
KLIA２に到着しました。
以前の、体育館か倉庫のようなLCCターミナルとは比較にならない広さに
びっくりしました。
 

  

KLIA２の出発ロビーの様子です。
ビンチー、ベリーズチョコレート、ロイヤルセランゴールなどのマレーシアの有名店をはじめ、
数多くのお店やレストランが並んでいます。
以前のLCCターミナルに比べて、かなり広く、施設も充実していますが、
しかし、空港入り口に入ってから搭乗まで、依然とは比べ物にならないほど時間かかります。
実際に乗り遅れる人も多いとのことですので、ご注意ください。


今回のツアーでは、F1で有名なセパンサーキットの近くにある、
エアアジアの訓練施設を特別に見学させてもらいました。
パイロットの訓練用フライトシミュレーターや、救命訓練用のプールなどを
見学させていただきました。

エアアジアX　成田-クアラルンプール線の就航で、首都圏からのマレーシア旅行が
ますます便利になりました。
成田便は、成田朝出発で、帰りはクアラルンプール深夜発、早朝成田に着きます。
これは、羽田便と逆のパターンですが、現地に夕方に到着しますので、
早朝着よりは、体が楽です。
帰りは、ぎりぎりまで遊んで機内で眠れば、あっという間に成田に到着します。
かなり便利なスケジュールだと思います。

 「うーんLCCはちょっと・・・」と思っている方も、実際乗ってみると機内は快適ですし、
定時運航率も高くとても便利で安心ですので、是非試してみてください！

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