ホテル・プリ

プラナカン様式の装飾が見事なクラシックホテル
マレーシア　マラッカ
≪ホテル・プリ≫

トゥン・タン・チェン・ロック通り（ヒーレン・ストリート）にあるプラナカン様式の屋敷を
修復したホテルです。
この建物は１８２２年に建てられ、マラッカやシンガポールで活躍した実業家、
タン・キム・センが１８４０年に購入したものです。
当時の装飾をできる限り保存し、修復不可能な部分は全体の調和を崩さないよう
建て替えられ、ホテル・プリとして開業しました。
外観は美しい装飾があるパステルカラーのショップハウスで、間口は狭いのですが、
奥行きは１００ｍあります。
扉、窓、仕切りの彫刻、豪華な調度品からも当時のプラナカンの優雅な暮らしぶり
がうかがえます。
多くのレストランやショップが建ち並ぶジョンカーストリートに近く、オランダ広場へ
も徒歩８分ほどで行ける、観光や買い物にもとても便利なロケーションです。
エレベーターがないので、スーツケースなど大きい荷物を運ぶのには不便です。



館内には多くの骨董品が展示されています。



中庭には池があり、鯉が泳いでいます。



中庭で優雅に食べる朝食が評判です。



マレー建築のミニチュア、よくできています。



プラナカンの調度品があちらこちらに置かれています。



欄間の彫刻も見事です。



天窓から優しい光が入ります。



売店ではマラッカの名産品、グラムラカも販売されています。
茶色が濃いものほどよいもので、さすがにホテル・プリで売られているものは質が良く、
いい色をしています。